T-0078-Vulpes:鎌鼬というより噛鼬

T-0078-Vulpes:カマイタチ(Mustealthus mustealthus)

危険度 XX

分類:脊索動物門脊椎動物亜門哺乳綱獣亜綱北方獣類ローレンシア獣類食肉目イヌ亜目クマ下目イタチ上科イタチ科イタチ亜科カマイタチ属

【解説】
ユーラシア大陸全土に生息する完全透過性を持った体長18-30cmほどのイタチの仲間で、日本にも亜種カマイタチ(M.m.mustealthus)が生息しています
ジャイアント・ムステルス(Mustealthus major)の近縁種で、ジャイアント・ムステルスは本種から進化した生物だと考えられています
常時透過状態で生活していますが死亡すると透過が解除されます
ジャイアント・ムステルスよりも目が発達しています(=それほど退化していない)が、狩りに視力を使うことはありません

【生態】
ジャイアント・ムステルスと同様にエコロケーションを用いて周囲の状況を把握し、獲物を見つけると首元などの太い血管がある部位目掛けて飛び掛かり、血管を噛みついて破壊して仕留めます
獲物は主にスズメやヒタキ類、ムシクイ類、齧歯類、両生類などの小型の脊椎動物ですが、稀に自身より大きなウサギやカラス、ニワトリなどを仕留めて捕食する事例も確認されています
その場をグルグルと回るなどの行動を取り獲物に興味のないそぶりを見せ、油断した所に襲い掛かり捕食することもあります
非常に凶暴で自身よりも大型の生物にも臆せずに立ち向かっていきますが余りにも相手が大きすぎると太い血管を傷つけることが出来ず仕留めることができません
人間に対しても積極的に襲い掛かってきますが殺されることは滅多にありません
牙は非常に鋭く、噛まれた後はまるで刃物で切られたような跡が残り、勝てないと判断した相手でも噛んだ後の血液は舐めとって捕食するためぱっと見血が出ていないように見えます
原理や理由は不明ですが本種の唾液には痛みを和らげる効果がある様で、噛まれてもあまり痛みません
完全透過性であり無気配性ではないため、本種に噛まれたときはたとえ一般人でも風が当たった様な感触として本種に触れたことを知覚できます

【捕獲方法】
ジャイアント・ムステルスと比べ毛皮の吸音性、可視光域外の電磁波に対する透過性がさほど高くないためソナーや赤外線カメラなどを利用することで位置を把握することができます
位置を把握したらあとは他の哺乳類と同じように捕獲できます

【備考】
本種は昔から存在が知られており生物としての発見年や学名の記載年もジャイアント・ムステルスより前ですが、不可視生物のナンバーでの管理が始まってから誰もナンバーを付けようとしていなかったため先に大規模生息域調査でナンバーが指定されていたジャイアント・ムステルスの方がナンバーの値が小さくなっています

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