危険度:XX
外見
《擬態前》
擬態前(便宜上、幼体と呼称)は出生直後の新生児のような姿をしている。
大きさは体長約10cm、体重約100gと手の平に収まる程度。
頭に相当する部位には顔のパーツや髪の毛は存在しない。
総じて、盛夜灯の幼体は「赤子のような形状をした薄橙色の肉塊」と形容される。
《擬態状態》
盛夜灯は電球のガラス球に擬態する。
擬態先はスタンドライトやテーブルランプなど、電球色と呼ばれる暖かい光を放つ電球が選ばれやすい。
発光は盛夜灯自身が行っているわけではなく、明かりとしての機能を阻害されることはない。
擬態されていないガラス球との見分け方として、長時間電気を着けていても、ガラス球に擬態した盛夜灯の場合は熱くならないという特徴がある。
《擬態プロセス》
⒈自身の周囲(正確な範囲は不明)にある擬態可能な電球を探す。
⒉見つけた場合はその電球に近づき、大きく飛び上がるなどして張り付いて、自身の肉体を薄く伸ばし電球全体を包み込む。
⒊次第に肉体の薄橙色が擬態元の電球の色に変化し、細かな形状を修正して擬態を完了する。この時点で、内側にあるはずのガラス球は消滅している。消化液か何かで溶かして捕食したという説もあるが詳細は不明。
生態
擬態前の盛夜灯は上記の通り人間に似ているが、体内構造的に分類は真正細菌であると考えられている。
擬態状態の盛夜灯はカップルや夫婦の寝室、または俗に言うレジャーホテル等、仲睦まじい男女がいる部屋に設置された電球に擬態していることが多い。
食性は完全に不明。擬態する際に捕食したであろうガラス球から栄養を得ている可能性がある。
繁殖行動
盛夜灯の繁殖には人間の存在が必要不可欠である。爬虫類や魚類などは勿論のこと、人間に近いチンパンジーでも下記の現象は発生しない。
盛夜灯を通して放たれた光は人間に様々な影響を及ぼす。結果として、この光を浴びた男女は必然的に「結ばれる(ここでは敢えてこう表現する)」ことになる。
しかし、行為によって発生するのは本来なら人間の赤子であるはずだが、盛夜灯を介した光を浴びた状況での行為では盛夜灯の幼体が発生する。盛夜灯を通した光によって遺伝子を操作しているなどが考えられるが、明確なメカニズムは現代科学では解明できない可能性が高い。
母体の胎内にいる盛夜灯は、母体が就寝中などで意識の無い間に体外に脱出していると思われるが資料が不足しており、人道的観点から実験も難しいため詳細不明。
捕獲方法
よく発見される場所や見分け方まで判明しているため、発見・捕獲は容易。
幼体は約24時間、擬態できていない状態が続くと死亡してしまうため、擬態済みの個体しか長期的に管理し続けることはできない。
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