I-0001-sakae/境界食い(キョウカイグイ):山師泣かせども(怒)

 

I-0001-sakae 境界食い(キョウカイグイ) 危険度X

 

【出現区域】


 人があまり寄り付かないが、持ち主がいる土地。主に日本の山林(里山)に集中して現れる。あまりにも山奥になると出現報告が劇的に低下するので人間生活と関わりがある生態だと考えられている。
 こちらで市販の境界杭を用いてダミーの閉合トラバースを作ると低確率でやって来る。開放トラバースにはあまり興味が無いようだ。
 次に山に入る業者の迷惑になるので、間違っても杭を残したまま調査を終了しないこと

 

【生態】


 境界食いは境界杭を好んで食す異次元生物である。


 不可視生物を含め、他の脊椎動物を主として他の生物を極端に忌避する性質があるため、その全体の姿は判明していない。
 トレイルカメラを用いて一度だけそれらしい影(大きな猪?が杭を引き抜き咥えて異次元へ持って行くようにも見える)を撮影できたことはあるが、あまりにも画像が不鮮明なため、正式な報告書に挙げられていない。


 調査の結果、境界の認識を食べている可能性があり、他生物を忌避する性格と相まって、境界の認識はあるが脊椎動物はあまり居ない、夜間の里山によく出現していると考えられている。さらに日本の森林の所有状況と相まってかなり偏った出現をしている。

 細かな解説が欲しい場合は追加で資料をお送りします。


 我々研究員も例外なく境界の認識を食べられているので『アナログで』設置した杭の位置を記録しておくこと。

 

【捕獲方法】


 捕獲、という点では未だ確立されていない。
 現在、境界で腹を満たしているので間違ってもそれ以上の情報を山に置いてこないこと。よりおいしい餌を見つけられた場合、里に下りてきて人間社会に損害をもたらす可能性がある。

 接し方は一般的な野生生物と同様にしている。

 

【研究員(筆者)の嘆き】

「なあ!!なんで土地の所有者が大正生まれで満州国在住なんだよ!」
「筆界もさ!毛筆書きのやつが役所の持っている最新版ってどういうことだよ!」

 

文責:サカエ支部

コメント

タイトルとURLをコピーしました