スリーマピ 危険度:XXX
【外見】
尾抜き体長2メートル程、尾あり体長4メートル程のサソリです。体のいたるところにI-0004〈カラトリガエル〉の前面にある眼と一致する構造体が存在しています。
【生態】
世界的に出現しています。近年出現頻度が増加しており、注意が必要です。
スリーマピが我々の次元に出現するのは大抵の場合尾のみです。上空から垂らす形で尾は出現し、対象にした不可視生物等に巻き付けて異次元へと連れ去ります。対象となる不可視生物の幅は広く、異次元生物が連れ去られた例も存在し、逆にスリーマピが撃退された例も存在しています。そうして不可視生物を拐ったスリーマピは対象を尾で刺し、対象のDNAを一部採取します。この際注入される毒素には軽い筋肉弛緩作用や異次元移動阻害作用が含まれているため、暫くは逃げることができなくなります。しかし食事等は半強制的に摂らされるため餓死することはありません。対象からDNAを採取したスリーマピは、未知の原理で自身の生殖細胞に組み込みます。こうして組み込まれたDNAは顕性となる場合が多く、他の個体と繁殖することでその形質が高い確率で子に遺伝、対象の特異的な生態(所謂、不可視生物が持つ「異能」、「能力」)の一部が発現します。
子が誕生した後、親個体はその遺伝した特異的な生態を観察する期間に突入します。この期間はおよそ一週間程度であり、もし有用であると判断された場合、対象が解放される可能性は失われます。
【捕獲方法】
尾を思いきり引っ張るとこちら側へ連れてくることができます。注意すべきは、そうして引っ張れる場合は自身が対象となっている場合が多いため、他の個体にも狙われる虞があります。
【補遺】
捕獲方法でも言及しましたが、近年ヒトが対象となる事案が発生しています。以下は対象となる人物の条件の仮説です。
・不可視生物である
・一部の不可視生物を摂食したことがある
以上のどちらかを達成している場合、ヒトも対象となる可能性があります。ご注意ください。ヒトを対象とした場合スリーマピが狙うのは、高い確率で我々の知性です。
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