T-0001-sakae/ヤナヨカン (旧:なんだかとってもヤなかんじ)

T-0001-sakae/ヤナヨカン
危険度:XX(肥大化個体はXXX)

T-0001-sakae は人間をヤなかんじにさせる不可視生物である。
「ヤなかんじ」とは根拠が無い漠然としたヤなかんじのことであり、一般的に「予感」や「虫の知らせ」とも表現される。

P-0001-nasubi コチョウヒル 

上記の報告書で報告された不可視生物が起こす人間への作用が大変似ているが、生態の面で大きく異なっているので別の生物群として報告する。

【生態】


T-0001-sakae は雪虫(正しくはカメムシ目アブラムシ上科の昆虫のうち白腺物質を分泌する腺が存在するもの)によく似た姿をしている、小型の昆虫である。
不可視生物が知覚できない一般人でもこの生物を摂取した場合(空気中を漂っている T-0001-sakae を吸引してしまう等)、「予感」や「虫の報せ」として知覚できるときがある。
一度に大量に摂取していまうと悪寒や幻聴、目眩等の身体的症状が発現する。
これらは分泌された白腺物質を摂取したことによる反応(アレルギー?)と考えられている。

T-0001-sakae は死んだばかりの人間の遺体に誘引される性質があることが分かっているが、大規模な事故や事件が起きる直前の現場周辺にも集まってくることが確認されている。
しかし必ず事故が発生するとは限らないので、T-0001-sakae の飛来と事故の発生の因果関係は明確になっていない。

一方でごく稀に、著しく肥大化した大型の T-0001-sakae が発生することも確認されている。
大型の個体は不可視生物が知覚出来ないはずの人間にも、流星や彗星として知覚されることがある。

大型の T-0001-sakae は飛来することで直接的に人間に害をなすことも確認されている。
この行動が生物の意図したものか偶然に起きてしまったものかは調査中である。
過去起きた T-0001-sakae による直接的な被害の事例があまりにも少ないため調査は困難を極めている。
同時に何故著しい成長・肥大化が発生するかの調査も推し進めている。

【捕獲方法】


最も明快な捕獲方法は新しい人間の遺体を用意する事……だが、倫理的な問題が発生するため推奨されていない。
一般的な小型の T-0001-sakae は飛行速度はそこまで早くない為、素手でも捕獲が可能。
ただし体が脆いため強く掴むと潰してしまう可能性が高い。通常の虫取り網は目が大きすぎるので、水槽用の目が細かい網の使用を推奨する。

大型の T-0001-sakae はその性質により捕獲は不可能とされている。しかし捕獲・誘導方法が確立されれば、人間や建造物への被害を減らすことが出来ると期待されている。

【博士へ】


生物名の修正ありがとうございました。まあ……ネーミングセンスはともかく、前よりは良いでしょう。

もうちょっと良い名称はありませんか?

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