I-030-starkaki/ニサウカギ:詰め込めば良いってものじゃない

ニサウカギ 危険度:X

【外見】
白い毛の生えた、赤い目をした全長40センチメートル程のカニです。口にはカニとは思えないような鋭い歯が生え揃い、餅に酷似した成分で構成されていると思われる舌のような器官があります。

【生態】
大規模生息域 「月」 に出現します。現在一個体のみが繰り返し出現していると推測されており、絶滅危惧種の虞があります。
ニサウカギはP-027-<ムミーニン>があまりにも増殖した際、およそ三十日に一度出現します。ニサウカギが出現した瞬間から、ムミーニンはスペースデブリへの跳躍を止め、ニサウカギへと接近を開始します。ニサウカギはこの時、体を舌で覆うように広げたまま待機しており、ムミーニンを舌へ付着させ、定期的に捕食します。これをムミーニンが半数になるまで続け、達した場合元の次元へと帰還します。
ムミーニンがニサウカギへと接近する原因として、未知の経視毒の存在があげられましたが、偶然捕獲できたムミーニンの標本を解析した結果当仮説は否定されました。
また、ムミーニンが狂ったようにニサウカギへと集まる様子から、当現象は「狂乱月集」と名付けられました。

【捕獲方法】
月に行けたら素手で捕獲できると思いますが、異次元に逃げられる虞があり、完全な捕獲に成功した場合、月の地球からの乖離速度が上昇する虞があります。

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