P-3210-ibeno/ココニネハリ:異次元生物への対抗策

P-3210-ibeno

ココニネハリ

危険度:X

生態・基本情報

体長約8m〜15mの蔦型の無気配生物です。日本、フランス、ロシアに生息しています。無気配性が高く、さらに、個体数が少ないため、発見が困難です。個体数が少ない理由は、生殖能力が低いためだと考えられています。

基本的に森に生息しています。地面に体を網目状に張り巡らせます。

この生物はT-0001/ターパー及びその近縁種を誘き寄せる物質(以下より物質Aと呼称)を体に無数に存在する孔から霧状に噴霧します。おびき寄せたT-0001/ターパー及びその近縁種を身体を絡ませるようにして拘束し、体から分泌される消化液によって時間をかけて捕食します。

この生物の付近では、異次元生物の異次元移動が妨げられます。原理は完全には判明していませんが、物質Aに異次元移動を妨げる効果がある可能性が存在しています。物質Aを採取して異次元生物の周囲に噴霧する実験では、殆どの異次元生物で異次元移動を妨げる効果は発揮されなかったものの、I-0777-ibeno/モノかくし蜘蛛及びI-1082-ibeno/夢蜘蛛で実験を行った場合のみ、通常時よりも異次元移動が非活発的になりました。

異次元からこちらの次元への移動を妨げる効果の原理については、物質Aが効果の原因だと仮定した場合、なぜこちらの次元の物質が異次元の生物に効果を齎せられるのかが最大の未解明の議題であり、研究が進められていますが、現時点では全く判明していません。

また、物質Aが異次元生物の異次元移動を妨げているというのはあくまでも仮説であり、そもそも物質Aが効果に関与していないのではという指摘も存在しています。

物質Aがココニネハリによって噴霧された場合と、採取した後に噴霧された場合で、効果に大きな差が生まれたことから、孔に特殊な機構を有している可能性があるとして、研究が進められています。

なぜ異次元生物の異次元移動を妨げるようになったかについては、天敵から身を守るために進化した説が有力だとされています。

物質Aの特性として、粘性が高いことが挙げられますが、異次元移動を妨げる効果と関連があるかは不明です。

また、物質Aはアミド化合物に近い特性を有していると考えられており、この生物の付近には虫が寄り付きにくいです。しかし、蜘蛛には効果は殆ど見られません。

捕獲方法

物質Aの特性によって、虫を寄せ付けないため、この生物がいる場所は静かなことが多いです。森の中で静かな地帯を発見したら確認しましょう。捕獲を行う際、抵抗が行われることがありますが、並の力があれば捕獲は可能です。

追加情報

この生物を利用することで異次元生物の異次元移動を意図的に妨げることに成功しました。完全ではないものの、かなりの有用性があると評価されています。

ターパーが嫌う物質を利用することで、ターパーが誘き寄せられることもありません。

しかし、ココニネハリ本体が必要であり、ココニネハリ自体が希少なこと、栽培コストが発生すること、設置できる場所が限られるなどという多数のデメリットが存在します。また、野生と比べて異次元異動妨害の効果が弱いとの指摘もされており、改善の余地があります。

この機構を現在建設中の共有研究施設《不可視生物大研究拠点》に組み込むことが決定されました。

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伊部野研究室支部(兼根源的感情講究会)
理念様々な不可視生物を幅広く研究します。特に、不可視生物が根源的感情(喜び、悲しみ、怒り、恐怖、嫌悪)に深く関わっていると考察し、講究します。なぜ根源的感情に関連する不可視生物を重点的に研究するのか。理由は2つあります。1つ目感情については…

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